こんにちは、星尾夜見です。
今日は、12ハウスに関してです。
よくみるホロスコープの真ん中には、小さな丸があります。
この丸、実は地球を表しているんですね。
この丸から、天球を放射線状に12のブロックに分割した線が出ています。
この12のブロックが12ハウス。
東の地平線を「アセンダント」
このハウスの起点は、東の地平線と黄道が交わるところ。
ホロスコープ上では「Asc」、または「AC」と書かれているよね。
この東の地平線を「アセンダント」というんだね。
星が「上昇してくる点」という意味。
ある人の出生ホロスコープにおける「アセンダント」は、「その人が生まれた瞬間、東の地平線が何座の何度にあったのか?」という意味。
昔の時代では、アセンダントを重要視時代もあった。今でも、その名残はあって、アセンダントで、その人の印象や、星座の支配星を見ているものだ。
各星座の支配星は、
牡羊座:火星
牡牛座:水星
蟹座:月
獅子座:太陽
乙女座:水星
蠍座:冥王星
射手座:木星
山羊座:土星
水瓶座:天王星
魚座:海王星
たとえば、アセンダントが蟹座なら、そのホロスコープ全体を支配するのが、「チャートルーラー」は月となる。そのため、ホロスコープを見る際には、月がどこにいるのかが大事なポイントになる。
西の地平線「DC(ディセンダント)」
「アセンダント」が東の地平線なら、その対角線上にあるのが「DC(ディセンダント)」です。ここは日が沈んだ場所、西の地平線になります。
ホロスコープで見ると、下半分は暗い場所で、上半分が明るい場所になります。
出生時間が日中の人は、上半分に太陽の天体記号があると思います。
夜に生まれた方は下半分ですね。
天体の性質を、「人生のどこでどんな風に学ぶか」を象徴しているのがハウスです。 人によってはいくつかのハウスに星が密集していると思いますが、その場合、そこは人一倍テーマが強い場所、ということになります。逆に、星が1つもないハウスは、あまり強い課題がない、つまりは「人並みにできる」といえます。
12ハウスの意味
12ハウスには、それぞれ意味があり、その性質を「人生でどのタイミングで、どんな形で学ぶのか」。それを象徴しているのが、この12ハウスです。
第1ハウス 自我・目覚め
持って生まれたもの、第一印象、身体的特徴、基本的キャラクター、生命、人生、健康、身体、心理、仕事の仕方や話し方、表現方法、肉体的印象、カリスマ性、心の強さ、第一歩、最初の行動、プロポーザル(計画・企画)、自分1人でできること。
他者からの印象、独特の雰囲気、くせ、振る舞い、イメージ、体格、容姿、顔、個性、生まれたときの状況や環境、自己主張
第2ハウス 物質・価値
資産、お金、物、体力、価値観、所得能力、収入、才能、資源、財源、部室的充足、試算、経済、個人的な所有、人に貸すお金、収入、人からの支援、父から与えられるもの、戦利品
第3ハウス 知性・言葉
知性の育て方、人との人のコミュニケーション、物事の基本的な考え方、学習。議論、自己表現の力、書かれた行為、親戚、兄弟、住む・働く環境、短い旅、手紙、コミュニケーション、守られた学び。
第4ハウス ルーツ・基盤
ルーツ、存在の基礎、祖父、父、継承、親からの影響、過去からの出来事、人生のはじまりと終わり、個人的な生活、家族との関わり、家庭環境、家、生まれつきの地位、晩年、人生の最後。
第5ハウス 創造性・遊び
創造的な自己表現、遊び、恋愛、子ども、妊娠、セックス、子どもの健康と状態。美術、芸術、ダンス、音楽、ファッション、ゲーム、エンターテイメント
第6ハウス 自己の成長
自己の完成、仕事を通じての成長、健康を通じて成長、義務的な仕事、人の痛みを癒すこと、人の役に立つこと、訓練、トレーニング、
第7ハウス 他者
結婚、パートナー。恋人、ビジネスパートナー。人間関係を通した学び
第8ハウス 変容・絆
他者を通した遠洋、パートナーとの絆、相続人、死人の意思、遺言、夫や妻のお金、金融債務、ローン、税金、他人のお金、再評価、古いものの処分。
第9ハウス 意識の拡大
精神、スピリチュアル、旅、宗教、ガイド、導き手を必要とする場所、知恵や理解を拡大する場所。夢、ビジョン、インスピレーション、神秘主義、本、出版。巡礼、アドバイス。
第10ハウス コミュニティ
社会的完成、コミュニティ、社会的な達成、天職、素質、商売、名誉、評判、名声、決定、決断、裁定、ボス、ブランド、権力、身分、役目
第11ハウス 社会改革
幸運、友、サポーター、ファン、口コミ、大地、自由、楽観、人の力、動機、
第12ハウス 無意識・統合
無意識、意識の統合、目に見えない領域、潜在意識からのスピリチュアル、インスピレーション、秘密の関係、隠れた場所
コメント